デザイン室ブログ

ジャンルにとらわれず、いろんなデザイン、アートをご紹介します。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ある意味アナログの良さを取り戻したNew iPad

本がiPad等の電子端末になるだけで抵抗のある人がいる。
しかし考えてみると、
文字が紙の上に印刷しているのか、ディスプレイの上に表示されているかの違い。
ボクに言わせれば巻物が綴じた本になったレベル。
(壁画がパルプになったほどではない)
紙の方が良い!とあえて言う必要などないと考える。
慣れ親しんできたものが最良と感じる感覚は分からないでもないが、
時代に即した物に調整していくのは必然。
外部記憶装置が必要な情報過多の時代に紙の本では追いつけない。
(紙の本はこれからは贅沢な趣味に変わって行くと思う)
本質はあくまで中身。デザイナー目線で敢えて言わせていただくと、
紙の本は質感や装丁でデザイン的にデコレートしただけであり、中身が良くなったわけではない。
漱石をiPadで読んだら三文小説になるわけでもない。
本は情報でありそれ以外の何ものでも無い。TPOにあわせて紙、タブレット、PC、
すきなスタイルのデバイスを選べばいい。
紙の方が良いなんて、優劣などナンセンスだと思う。
飛び出す仕掛け絵本などもボクは開発しているが、それでもあえて紙の方が優れてるとは言わない。
デジタルでも紙以上の表現はできるし、質感も出せる。
それに、
長年の蓄積で進化してきた紙の本の良さをデジタル書籍に今求めるのは酷というもの。
デジタル書籍はまだよちよち歩きの段階。これから成長していき、あらたな質感が
生まれていくと思う。そのためにデザイナーは存在すると思うのです。

さて明日新しいiPadが発売されます。
今回のiPad搭載のレティナディスプレイで、デジタル書籍は躍進的に進化したと言えるのではないでしょうか。
ボクは仕事がら、本といえば文字よりも「絵」や「写真」を扱う画集や写真集に触れることが多いです。
しかしながら現在の印刷技術を持ってしても、画集に関しては満足行くものが作れません。
文字や写真では気づかなかった刷りむらや再現度の低さ、が残念でなりません。
印刷という構造上、刷りはじめと終わりで10%以上の色の差が発生したりもします。
また、詳細を見ようと近づくと印刷の網点がみえるだけ。
しかしレティナディスプレイの登場で、印刷の欠点を克服したと思います。
銀塩写真よろしく網点がほとんど見えません。
ある意味、よりアナログの良さを取り戻したともいえるのです。

長い歴史の紙の書籍に対して
黎明期のデジタル書籍を批判するのは
時期尚早だと思うのです。


ipad
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://designpro.blog12.fc2.com/tb.php/173-d2b9e092
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。