デザイン室ブログ

ジャンルにとらわれず、いろんなデザイン、アートをご紹介します。

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デザインの現場

4月号を持って「デザインの現場」が休刊だそうです。グラフィックデザイナーにとってはけっこう衝撃的なニュースではなかろうか。「デザインの現場」と言えばデザイン雑誌の雄的存在の雑誌です。一番まともなデザイン雑誌ではなかっただろうか。僕が初めて勤務したデザイン会社で毎号購読していたので、懐かしい思いがあります。つまり今は買っていないということだけど。
今、雑誌は本当に売れないそうです。これはけして不景気だけが原因ではないと思います。調べたいものはたいていネットで得られる時代、書籍の存在意義が根底から覆されるのではないでしょうか。ipadも発表されましたし、Amazonは電子書籍を大々的に始めそうですし、この流れに各出版社は付いて行くしかない状況になっています。この期に及んで「本は紙の活字がいい」なんて懐古主義のようなことを言っている人は生き残れないでしょう。
僕自身、本から画像をスキャンしたり、こうして文字をタイプしたりして、結局本の内容をデジタル化します。それならはなからデジタルのほうがいいわけで。エコロジーな観点からも紙よりデジタルの方がいいわけだし。しかし歳をとるとこコレについていくのはなかなかしんだいわけで。
さて、他のデザイン雑誌はどこまでがんばれるか?

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テーマ:アート・デザイン - ジャンル:学問・文化・芸術

ジウジ・アーロ

前回ジウジ・アーロに触れたので、この超奴級デザイナーについてもう少し語りたいと思います。
ジョルジェット・ジウジアーロはイタリアが産んだ天才インダストリアルデザイナーです。
今さら言うまでもなくカーデザンの第一人者で、本当に多くの車のデザインを手がけています。
またデザインのジャンルにとらわれる事無く多くの物をデザインしています。日本ではカメラのニコンF3が衝撃的でした。
今回紹介するのは、まだカセットが現役だった80年代に、太陽誘電から発売された「That's SUONO」というカセットテープ。当時かなり多くのカセットテープが出回っていましたが、デッキに挿入するという構造上、制約が多く、ほとんどデザインを変える事が出来ないため、各メーカー、シールラベルを凝る事で差別化を図っていたのですが、ジウジ・アーロが手がけた「That's SUONO」は見事に形状に手を加えていました。当時このカセットテープに衝撃を受けました。限られた肉厚に見事に三次曲面を取り入れ、大胆なデザインになっています。その円のデザインはローマのコロシアムをイメージしたそうです。さらにネジまでデザインされています。黒いボディに赤いリールはまさにジョージって感じです。
スオノ

デロリアン・タッカー

カッコいい車っていろいろあると思いますが、今回取り上げるのは「デロリアンDMC-12」
映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」に登場して一躍有名になりました。車に詳しくない人は未来の車と思い込んでいるようですが、作られたのは映画より古い1981年です。
デザインを手がけたのは巨匠ジウジアーロ。設計はロータス。GMの副社長だったジョン・Z・デロリアンが、独立して設立したデロリアン・モーター・カンパニー、唯一の車です。
なにがすごいかって象徴的なガルウイングドアも然ることながら、無塗装のステンレスボディがむちゃカッコ良いです。無塗装ですよ!ヘアラインの質感をただよわし、金属むき出しの、まさにメカって感じです。フロントグリルのDMCのロゴもセンス抜群。
ジョン・デロリアンが理想の車を求めて作った車。男のロマンを感じます。いろいろな苦労がありデロリアン一種のみだったのですが、革新的な車を残してくれました。
男のロマンといえば「タッカー・トーピード」という車を連想します。1945年に新時代の車を目指し奮闘したプレストン・トマス・タッカーが作った車は、BIG3(フォード・GM・クライスラー)の妨害によりたった50台しか生産されませんでした。
この車は1988年に製作総指揮ジョージ・ルーカス、監督フランシス・コッポラが「タッカー」という素晴らしい映画にして残してくれています。本当に良い映画なのですが、なぜか今だDVD化されていません。DVDになれば即買いなのですが。
デロリアン1
「デロリアンDMC-12」ガルウイングはかっこいい!

タッカー
「タッカー・トーピード」60年も前に、こんなカッコいいデザインをしたなんて!

これ、誰がデザインしたの?

世の中はデザインで溢れています。というより身の回りの物、都会のすべてはデザインで作られています。
あまりにポピュラーすぎる物やパブリック的なもの、どういう経緯でデザインされたか気になりませんか?
今回紹介する本は「これ、誰がデザインしたの? 」。そんな疑問に答えてくれます。
デザイン雑誌の老舗鵜「デザインの現場」(美術出版社)で連載されていたものをまとめたもの。ゼブラハイマッキー、コクヨキャンパスノート、キリンラガービール等、有名なデザインは、誰がどんな経緯でデザインしたのかが書かれています。ブログ版もあるのでチェックすると面白いかも。

→デザインの現場オフィシャルブログ
デザインの現場


ラジカセ

80年代はラジカセの大ブームでした。またFMブーム、というかエアチェックブームも相乗効果となって、各メーカーからさまざまなラジカセが無尽蔵に販売されていました。
シングルカセット時代の名機といえばSONYのSTUDIO1980。私の親も欲しがっていましたが当時の(30年前)44800円は高額でした。その後ダブルカセット時代がくると高音質、高機能を求め、ラジカセは巨大化しレコードプレイヤーやテレビまで搭載した機種が登場しました。スピーカーの大きさやボタンの数、性能スペックなどを友達とよく競ったものです。
当時の学生にとってラジカセは一番身近なメカであり、青春のメカでした。
写真は私が高校生のときの愛機「パイオニア PK-888」です。パイオニアのシングルカセットとしてはフラグシップ。さすが音響メーカーが作っただけあって、確かな音質でした。ボタンも前に倒すレバー式でメカニカル。16cmウーハー、4.2cmトゥイーターの2ウエイピーカー。クロームテープ対応、3連バリコンFMチューナー。重さ4.6kg。(当時重さは重要だったのです。当然重いほど良し)私の青春時代をささえてくれた隠れた名機です。
デザインそのものが機能をあらわし、かたくなな迄のそのスクエアなデザインは今なお衰えていません。
私のデザインの原点は何を隠そうココにあるのです。当時はラジカセ等、オーディオ機器のインダストリアルデザイナーになりたかったものでした。
最近はiPod等、メカではない(メカニカルな機能を持たない)電子機器が多くて面白くありません。
PK888
PIONERR PK-888

テーマ:アート・デザイン - ジャンル:学問・文化・芸術

リチャード・エステス

リチャード・エステスという画家をご存じだろうか。
スーパーリアリズム(超精密描写絵画)というジャンルの第一人者です。
油絵で描かれたその風景は、誰もが写真と疑わないレベルの描写力です。
イラスト制作でしばしばみられるよなトレス作業は行っていないのです。写真こそ参考にしますが、キャンバスに筆で直に描いていくのです。しかも写真そっくりに描くのではなく、風景を再構成し独自の世界をつくりあげているのです。
私が彼の展覧会を見たのは1990年。70年代日本でもスーパーリアリズムがブームでしたが、そろそろかげりを見せ始めた頃。それはもう、衝撃をうけました。日本では長岡秀星、空山基をはじめとするリアルイラストが人気でしが、しかしエアブラシを駆使するそれとは違い、リチャード・エステスは筆のみで描いていく画家なのです。
マンハッタンマンハッタン34丁目通り、イーストサイドを望む
バルセロナの眺望バルセロナの眺望
新宿新宿


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ロゴマーク

デザイン関連書籍は高額と相場は決まってますが、最近は安価な本も増えてきています。
今回紹介するロゴ・マークの本もそうです。さらにデザイン書と違い、
ロゴの由来や歴史などのトリビアも掲載されていてお得というか面白い書籍です。
もちろんオールカラー。
日本のロゴ


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リアルイラスト

PCでイラストを描くとき、普通ならばPhotoshopやイラストスタジオといったソフトを使用しますが、ベクター系ソフトの代表格であるAdobe Illustratorで描くことも多いです。しかし色紙を重ねていく感覚のIllustratorはアニメちっくなイラストで使用されることがほとんどですが、世の中にはすごい人達がいるもので、このソフトを利用して超高精細なフォトリアリズムなイラストを作りだしています。サイトの一つを紹介しますが、Illustratorをお使いになる人はそのあまりのリアルさに驚愕すると思います。
ひとつにはCSにバージョンアップされてからメッシュ機能が追加されたこともあるのですが、しかしPCはツールであって、あくまでも描くのは人の力です。PCを使おうが絵の具を使おうが、そこには卓越されたデッサン能力、色彩感覚等を持ち合わせていなければ、いくらパソコンが進歩しても、ただの箱にしかすぎません。
バイク
少女


こちらから→basangpanaginip
上記のサイトですが女性のイラストが開かないみたいです。下のほうの別のイラストを見てください。

テーマ:イラスト - ジャンル:学問・文化・芸術

パブロ・ピカソ

パブロ・ピカソ(Pablo Picasso)
芸術に興味がなくても誰もが知っている芸術の巨人ピカソ。
デザインブログですが、ピカソは避けて通れません。僕自身もキュビズムの影響は受けています。
一般にピカソの絵はよくわからんという人が多いですが、唐突にピカソの絵を見せられると確かにそうかもしれません。というのもピカソは幾度となく作風を変えています。
しかし時代順にたどっていくと少しは理解しやすいかもしれません。いえ、そもそも理解する必要などないのです。見たままを感じればいいのです。
●青の時代(1901年-1904年)
親友の自殺にショックを受け、青をベースとする暗青色を基調として描いた作品が多い。
自画像

●バラ色の時代(1904年-1907年)
恋人ができ、明るい色調の作品が多い。
自画像

●アフリカ彫刻の時代(1907年-1908年)
アフリカ彫刻の影響を強く受けた絵を描いた。この時期に有名な『アビニヨンの娘たち』が描かれた。
アビニヨン

●セザンヌ的キュビズムの時代(1908年後半)
●分析的キュビスムの時代(1909年-1912年)
●総合的キュビスムの時代(1912年-1918年)
キュビズム

●新古典主義の時代(1918年-1925年)
古典的かつ量感のある人物を描いた。
新古典

●シュルレアリスムの時代(1926年)
シュルレアリスムがはやった時代、ピカソも影響を受けたようです。この頃からの作品がピカソの絵はわからないと思わせるようになったのだと思います。
シュール

●ゲルニカの時代(1937年)
ゲルニカ爆撃に憤怒したピカソが、『ゲルニカ』などを描いた時代。
ゲルニカ

●戦後の時代
子供のような絵を子供のように自由に描いた。

ピカソは興味深い言葉を残しています。
「ようやく子どものような絵が描けるようになった。ここまで来るのにずいぶん時間がかかったものだ」

ちなみにピカソの名前は非常に長い。
パブロ、ディエーゴ、ホセー、フランシスコ・デ・パウラ、ホアン・ネポムセーノ、マリーア・デ・ロス・レメディオス、クリスピーン、クリスピアーノ、デ・ラ・サンティシマ・トリニダード、ルイス・イ・ピカソ
まるで落語の「寿限無」のようですね。

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M.C.エッシャー

マウリッツ・コルネリス・エッシャー。言わずと知れたM.C.エッシャーです。
M.C.エッシャーといえば錯覚を利用した有名な版画家です。私のもっとも好きなアーティストの一人です。遠近法を巧みに利用した「上昇と下降」「滝」等は特に有名です。日本でも人気で展覧会はたびたび行なわれています。私も関西で行なわれるときはかならず行っています。
今回はエッシャー関連の面白いサイトを紹介します。

●CGを駆使した作品です。
3D Escher

●「上昇と下降」をモチーフにした面白い3Dムービー
Hallucii

●かつて「滝」を福田繁雄氏が立体にして衝撃をあたえましたが、なんと「滝」がフィギアに!私も持ってますが、しかし、これがどうにも無限ループにみえないんですよね。
amazon

●オリジナルの絵が見たい方はこちら。
graphic works
エッシャー

POSE MANIAC

「POSE MANIAC」というサイトを紹介します。
人体デッサン練習用にポーズモデルを掲載するサイトです。
美大で使う解剖学の教科書に出てくるような筋肉むき出しの人体のポーズが盛りだくさん。
パースエデイタ等の面白いコーナーもあります。
ピクチャ 1

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